2015-05-12 第189回国会 参議院 国土交通委員会 第9号
また、市街化が進展をしました都市部におきましては、河川の拡幅とか堤防のかさ上げとか、また洪水調整ダムの整備、こういった浸水被害の防止というのはなかなか制約があって難しい面がございます。特に、急激な都市化に伴います雨水などの流出量の増大に関しましては、河川整備だけでは追い付きません。
また、市街化が進展をしました都市部におきましては、河川の拡幅とか堤防のかさ上げとか、また洪水調整ダムの整備、こういった浸水被害の防止というのはなかなか制約があって難しい面がございます。特に、急激な都市化に伴います雨水などの流出量の増大に関しましては、河川整備だけでは追い付きません。
今までもかさ上げするたびに基地の中の排水が田んぼの中に流れてくるとか、あるいは山林のがけの崩落が起きるとか、今度、仮滑走路をつくれば排水量はこれまでの対策の比ではない、調整ダムをつくる必要がある。調整ダムをつくったら三十億円ぐらいかかるんじゃないか。
事業費補正は三十七年度に採用されたものでございますが、茨城県での利根川の洪水調整ダムの直轄事業負担をめぐって設けられたと私は理解しているわけです。交付税を補助金化あるいは特定財源化するものとして批判されてきたものである。今具体的には次の四種あるが、どのように見直していくのか、その辺をぜひお尋ねしたいと思うわけです。公共事業費の地方負担額を算入する。
そうしてまた川上には調整ダムをつくって常時水が流れるようにする。水量と非常に関係が深うございますから、そういう都市構造を進めていくことが本奈良県の場合は大事じゃないか。現在、初瀬ダムとか布目ダムの建設も近く始まりますけれども、そういうこともあわせて奈良県の対策を先生お考えいただければ非常に早く解決できるんじゃないかと思います。
そういう中で、ぜひ洪水調整ダムの建設、抜本的な川の対策もやっていただきたいという要望も入っております。 また、江津市では江の川の上流ダム、これ四つ必要だというふうに言われているんですが、十年かかってようやく一つでき上がって、一つは作業途中で、あと二つは調査中だと、こういうようなお話もあったわけです。
治水事業を実効あるものとするためには、河川の下流域の整備とともに、上流域の砂防ダムや洪水調整ダムの整備、森林資源の保護、無謀な宅地造成や乱開発の規制等を含め、防災の立場から国土利用計画や地域計画と河川計画を一体的に推進する必要がありましょう。
このために、国土の利用計画、それから地域計画等と整合をとり、事業の推進を図っているところでございまして、先ほど御指摘のございましたように、砂防や洪水調整ダム、森林資源の保護、それから乱開発の防止等いろいろな点と調整をとり、整合をとってやってまいっておるのでございますが、今後ともこうした観点に立って治水事業の推進を図ってまいる所存でございます。
そういうことから遊水地、北海道の今日までの河川の状況等勘案しまして、洪水調整ダムとともに遊水地といいますか、こういうものももっと計画的にやりませんと、かさ上げだけで物事が進むというわけにはこれはいかないのではないか。
○寺前分科員 後でちょっとまた聞かしていただくことにして、次に、この日吉ダムなるものは洪水調整ダムのようですが、下流の亀岡市というところがあります。ここは有名な京都における保津川下りの出発点で、角倉了以が保津峡というところを切り開いた。
それから、ダムの問題が先ほど出たわけなんですが、ダムも調整ダムとか多目的ダムで、特に大河川は洪水調整等非常に大きな効果を上げております。 ただ、最近、この副作用と申しますか濁りの問題があちこちで出ております。とにかく山の崩壊と相まちまして沈でん槽としてのダムの機能と申しますか——従来は海が機能しておりまして、大洪水がありましても海の濁った水は大体三日ぐらいすればもとのとおりになったわけです。
そのためには、調整ダム等のダムの効用が非常に治水効果を上げておると思います。 そこで、効用ばかりではございませんので、ダムをつくったことによって、最近いろいろ公害も出ております。たとえば、台風十七号によって四国の吉野川また高知県の物部川、そういう川の濁りがかなり長い間とれなかった。
その後、調整ダムといたしまして池田ダムができたことは御承知のとおりであります。けさ私のところに電話がかかってきたのでありますが、台風が過ぎましてもう一カ月以上になりますけれども、現在におきましても池田ダムが濁っておる。
今次災害を機に、地元では長良川の治水対策について、しゅんせつ、河道整備、洪水調整ダムの建設等、種々の意見が交わされておりますが、住民の理解と協力を得るためにも、慎重なる配慮の中で抜本策を確立し、事業実施を図ることが必要と痛感されました。 第二は、中小河川の治水対策についてであります。
昭和三十四年に日出生台演習場の補償工事期成会会長に就任され、駐留軍の使用によって荒廃した用地の補償工事に寝食を忘れて精魂を傾けられ、河川改修、洪水調整ダム、貯砂堰堤などを完成させ、周辺町村の町づくりの基礎を築かれた御事績は、君の仕事に打ち込む誠意と強靱な実行力を示すものであり、その御功労は後々までも高く評価されるものであります。 君は、前回の参議院議員通常選挙にみごとに当選を果たされました。
これによりますと、洪水調整ダムとしての内訳で、多目的ダムが四百三十二となっています。数字が具体的に出ておるんです。そのほかに都市対策ダム、これは水道ですか、多目的で、しかし多目的です、内訳は。これが百四というふうになっています。
その結果といたしましては、この調整ダムの設置によって総体としての汚染量が増大するというおそれはない。
○大塩説明員 今回の足尾の水力発電所の建設に関しましては、私ども、上部に設置されます調整ダムによります水質汚濁という点につきまして審議いたしたわけでございまして、その下流の草木ダムにつきましては、その間になおダムの計画等がございますので、その下流部の諸計画につきましては現在審議会におきまして保留になってございます。
これは利水ダム、調整ダム、防災ダムという議論でありますが、中国電力は利水ダムといえども、申し上げたように公共に水を使うわけです。それで、いまは火エネルギーが重要である。これも公共かもしれない。公益事業という名前がついておる。しかし、電力は火主水従ですから。それから、今日のような環境権の問題で、株主だけに責任を持つのでなしに、地域住民に責任を持つというのは、今日これは否定できない議論です。
○新井委員 建設省のほうは調整ダム、そういうことで供給をやっていくわけでございますけれども、百三十四毎秒トンの供給ができるのかどうか、そのことについてお伺いしたいと思います。
たとえば天竜川にいたしましても、水の再生産調整ダムもできておりますから。そういう形のものにしなければならぬと思うのです。 それから、いまのお話のうち、電力の要求量はどれくらい想定されてふえるのですか。現在と、五十年にはどれくらいふえるということになりますか。それを説明してほしいと思います。
同じように、琵琶湖におきますところの調整ダム的な要素も、これは宮崎さんも御存じのとおり、あの調整を一メートルにするか三十センチにするかというのが大問題になっているでしょう。大阪のほうの近畿圏の問題は別にいたしましても、琵琶湖において、あれだけ長い間かかってまだ解決がつかないんだから、霞ケ浦がこれから着手するのに、昭和五十年までに間に会うとは考えられないんです。
調整ダムがあるからというが、調整ダムはあることはあるが、小そうございますから、オーバーフローしてしまう。これが現在の実態なんです。だからおたくで考えられておる霞ケ浦につくられるというようなことは一つの方法です。あるいは河口ぜきをつくるというのも一つの方法でしょう。
そういうことをだんだんシステム的に総合的にどのようにしたら最高の利用ができるか、調整ダムもその一つでありましょうけれども、そういうことをもう少しよく私どもも研究いたさなければならないと思います。
○斉藤(正)委員 過日、私は参考人にも伺ったわけでありますけれども、秋葉、佐久間両ダムとも、発電オンリーのダムであって、多目的ダムではない、特に秋葉ダムは佐久間ダムの逆調整ダムであって、天龍川の水利の関係からいけば発電オンリーだ、こういう御発言がございました。実はこのことは、私は実に意外に感じたわけでございます。